アクアリウム水槽を維持するのにかかる手間と時間

これからアクアリウムを始めようか迷っている方向けの記事です。

水槽を維持するために、定期的に行うメンテナンスは幾つかありますが、コツを掴めばそこまでお金や手間はかかりません。

慣れてしまえば、どの作業も数分から数十分程度で完了するメンテナンスがほとんどです。

ということで今回は具体的に水槽の維持にどのような手間と時間がかかるのかまとめたいと思います。

当記事では一般的な熱帯魚や水草を飼育した際のメンテナンスを紹介します。海水や繁殖等の特殊な飼育のメンテナンスについては触れていません。

目次

餌やり

餌やりは基本毎日一回、上の画像にあるような人工飼料なら所要時間は2~3分程度です。

毎日やる世話は基本的にこの餌やりのみです。

ちなみに数日間程度なら餌やりはしなくてもすぐに魚が死んでしまうことは無いです。

また餌やりすらも出来ない位、時間が無かったり家を空ける場合は自動餌やり機があります。

餌やりについて詳しいことは以下の記事でも紹介しています。

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水換え

餌やりの次に頻度が高い世話は水換えです。

水換えはセット初期は数週間程度は頻度が高くなりますが、その期間を超えたら基本は週一回、所要時間は10~15分程度です。

実質この水換えが水槽を維持する上で一番負担になる作業だと思います。

また基本は週一回と書きましたが、飼育環境や立ち上げてからの経過日数によって水換え頻度は下げられる場合もあります。

水換えについて詳しくは以下の記事でまとめています。

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水槽内の掃除

水槽内の掃除は汚れの状況によって異なりますが1~2週間に一回、所要時間は5~10分程度です。

基本はガラス面についたコケをメラミンスポンジ等で除去します。

また低床が砂利等であれば低床クリーナー等で蓄積された汚れを吸い出します。

上記のプロホースがあると低床の掃除と水換えも一緒に出来て便利です。

水草のトリミング

水草は生長に伴い定期的にカットして整える必要があります。

人間が美容院や床屋に行って髪を切るようなものですね。

その頻度と手間は水槽サイズや育成している水草の種類や量によって大きく変わるので一概に言えませんが、生長が早い陽性水草中心なら2~3週間に一度、成長が遅い陰性水草中心なら一ヶ月に一回程度でしょうか。

所要時間は大体1回10~30分位が目安かと思います。

この水草のトリミングはコツを掴むまでは結構時間がかかってしまい、後始末も結構面倒なので慣れるまでは少し大変かもしれません。

水草トリミングに使うハサミについては以下の記事で紹介しています。

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フィルターの掃除

フィルターの掃除が通常メンテナンスの中では一番面倒と言えば面倒ですかね。

と言っても外掛け式フィルター等の小型フィルターは2~3週間に一度、所要時間は10~15分程度で終わると思います。

外部フィルターの場合は面倒ですがその分メンテナンス頻度は2~3ヶ月に一回位が基本で所要時間は30分程度要します。

水槽のリセット

レイアウトが飽きたり、ソイルの寿命がきたりすると水槽を解体し作り直す大掛かりな作業をしますが、このことをリセットと呼びます。

リセットする周期は本当に人それぞれですが、ソイルの寿命が一年程度と考えると一年に一回位リセットする人が多いと思います。

所要時間は水槽サイズによって大きく変わります。45cm以下の小型水槽であれば数時間で水槽を空に出来るかと思いますが60cm以上の水槽であれば半日程度はかかるかと思います。

まぁこの作業は休日など本当に時間がある時に計画的にやる作業なので、メンテナンスとはまた違った意味になりますが一応紹介させて頂きました。

まとめ アクアリウムの世話は思ったより簡単

アクアリウムでやらなければいけない世話は、面倒くさがりの自分でもそんなに苦では無いくらい簡単な部類だと個人的に思います。

実際に今回紹介したメンテナンス作業はリセットを除きどれも30分以下で出来ることばかりです。

もちろんこれは一般的な熱帯魚や水草を育てた場合の例になりますので、例外はありますが基本的にはそこまで時間や手間は取らないと考えておいて大丈夫かと思います。

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