一番赤い水草やco2無しでも育成できる種は?

今回は赤系水草で良くある代表的な疑問について回答します。

目次

一番赤い水草は?

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最も赤くなる水草はロタラロトンディフォリア レディッシュです。

ロタラ系は赤い種が多いですが、特に色濃く赤色に染まる水草はレデッシュでしょう。

また、レデッシュが流通する前は同じロタラ種のハラ(H’ra)が一番赤い水草と言われていました。

こちらもレディッシュとそん色無い程赤くなる水草です。

ロタラ ハラ

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CO2無しでも育成できる赤い水草は?

ルドウィジアsp.スーパーレッドCO2添加無しでも、ある程度、赤色を維持できる代表的な水草です。

基本的に赤系水草はCO2を添加しないと、どんどん赤色が抜けていってしまいますが、本種は赤色を維持しやすいです。

ただ、CO2添加無しだと、他の水草と同様、少しづつ赤色は抜けていきます。

なぜ水草は赤くなるのか?

水草が赤くなる原理を簡単に説明します。

赤系水草にはアントシアニンと呼ばれる植物の色素形成の働きをする物質が含まれており、このアントシアニンが葉の表面を赤く見せる効果を果たします。

水草に必要以上の光が当たると葉緑体が破壊されてしまいますが、アントシアニンが働くことによってこれをガードします。

要は強すぎる光に対する防衛反応が働いたことで、結果的に水草が赤く染まると思ってくれていいです。

水草を赤くするために必要な条件

光量

水草が赤く染まるということは、強い光を与えた時に起こる拒否反応とも言い換えることも出来るので、最低条件として強い光が必要となります。

また点灯時間も少し長めの9~10時間程度の光を与えると良い結果に繋がることが多いです。

CO2

光合成を活発に行わせるためにCO2添加は必須と考えて下さい。

他の条件が良いにも関わらず赤みが薄い場合は、CO2濃度が足りていない可能性も考えられますので添加量を見直すことも大事です。

実際に、CO2濃度を高くするのことによって赤味が改善されるケースは非常に多いです。

養分

まずは水草の基本となる窒素、カリウム、微量元素などの栄養素は十分に供給される必要があります。

その上で鉄(Fe)を意識して添加することによって赤を引き出すことが出来ます。

良く赤系水草には鉄!と言われますが、そもそも基本の栄養素が足りていなければ、赤色は十分に引き出されません。

なので鉄は光合成を促進させる一つの要素に過ぎない、というのが個人的な見解です。

水質

水草の育成に適した水質は弱酸性の軟水といわれますが、赤を引き出すための水質もこれと同様です。

理由としては弱酸性の軟水でないと鉄分やCO2の吸収が悪くなるからです。

CO2の吸収効率が良くなるpH6.5以下であればCO2の吸収効率が良くなり、光合成が盛んになります。

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