LED照明が主流になった現在では余り使用されなくなってきた蛍光灯タイプの照明ですが、未だに根強い人気があるカミハタのヴォルテスを紹介したいと思います。
筆者も、かなり昔に複数個購入しましたが、今でも30cm水槽等に使用することもあります。
カミハタ ヴォルテスの基本スペック
消費電力: 30W
口金: E26
光量::約1800lm
色温度:非公表ですがホワイトで最低10000ケルビン以上はあると思います。
上記の光量は専用の30Wスパイラル蛍光灯を使用した際の数値です。
また口金がE26なので家庭用LEDも取り付けることが出来ます。
ヴォルテスの人気な理由
一灯で十分な光量
専用のスパイラル蛍光灯を使用すれば約1800ルーメンで30cm水槽までなら一台で水草水槽に使用出来ます。
45cm水槽に一台だと端が少し暗くなるのですが陰性水草メインであれば45cm水槽でも一台で十分でしょう。
他に無いシェード(灯部)
ヴォルテスのシェードは高性能なリフレクターがあることによってスペックの数値以上に明るく感じます。
また十分に取られたスペースによって広範囲に散光し照明自体がはみ出ることが無いため光が直接目に入ることがありません。
今アクアリウム用品でクリップライトを探してみてもヴォルテスのようなシェードは他にないんですよね。だから未だに使われるのだと思います。
デザインは、まぁシンプルですが結構大きいので存在感が結構ありますね。そこら辺の外見の好き好きはあると思います。
家庭用のLED電球も使用可能
純正のスパイラル蛍光灯は超優秀ですがE26口金の家庭用LED電球を使用することも可能です。
Amazonで検索してみると以下のLEDなんかが代替品として良さそうです。
消費電力12.5Wで1520ルーメン、演色性:Ra84といったスペックで家庭用電球をアクアリウム用に使うにはこれがこれが一番良さそうに思えました。
ポイントは昼光色を選ぶことで昼白色や電球色を選んでしまうと、5000ケルビン以下の黄色っぽい色温度になるので6500ケルビン程度ある昼光色を選択するようにしましょう。
ヴォルテスのイマイチなところ
ヴォルテスは設置が少し工夫が要ります。付属のチェーンタイプの金具と大型クリップが付属していますが、これが見た目も良く無いし結構使いにくいです。
いずれにしても吊り下げる部分が必要となります。
専用のアームを使用する方法もありますが。
私はライトスタンドをステンレスパイプをカットして自作しました。
水槽台にネジ止めしていますが外すとこんな感じです。
作り方は至って簡単でホームセンターに、このようなコーナーがあるので必要な部品を購入しステンレスカッターで切ってはめ込んでいくだけです。
細かい作り方は今回は割愛しますが基本は切って繋ぐだけです。
参考リンク:水槽用ライトスタンドの自作
まとめ:アクアリウム用クリップライトの決定版
ヴォルテスはクリップライト型が好みで小型水槽に使用したい場合にはうってつけの照明です。
光量も下手なLED照明より優秀なので水草水槽にもオススメします。