熱帯魚を購入する際のチェックポイント一覧

アクアリウムショップに行くと色々な綺麗な熱帯魚が売られていて思わず衝動買いしそうになりますが、その前に確認しておきたい重要なポイントをまとめてみました。

後々後悔しない為にも、ざっと目を通してみて下さい。

 

目次

成魚になった時の大きさ

ショップで売られている魚の一部は幼魚の状態で入荷している種類もいるので、売られている時は数cmであっても成長するにつれその数十倍になってしまうこともあります。

魚が大きくなりすぎて飼いきれなくなり川に放流というようなニュースがたまに報道されますが、そういった最悪のケースを避ける為にも飼う魚がどれぐらいの大きさになるのかは必ず事前に確認したいです。

代表的な例として以下のような魚達がいます。彼らは中型魚から大型魚に分類されるので、基本的には120cm以上のような大型水槽でしか飼うことが出来ません。

  • プレコ系(※中には小さい種もいます)
  • アロワナ
  • レッドテールキャット
  • ガーパイク
  • オスカー

成魚になった時のサイズが書いてあるショップもありますが、そうでない場合は店員さんに確認するか事前にその魚のことを調べておく方が安心です。

 

丈夫な種類かどうか

魚は大きさが同じくらいでも種類によって丈夫な種類もいれば弱い種類もいます。弱い種類というのは具体的に言うと

  • 低phなど限られた水質を選ぶ
  • 高水温に弱い
  • 急激な水質の変化に弱い
  • 餌食いが悪く痩せやすい
  • 病気にかかりやすい

以上のようなことが挙げられます。逆に初心者用として売られている熱帯魚はこれらの条件に、そこまで左右されない強さを持っていると言えるでしょう。

もし手間をそこまでかけずに長期飼育をしたいのであれば、やはり初心者として売られている丈夫な魚の中から選んだ方がいいと思います。

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繁殖をするかどうか

魚達が繁殖をして子供が産まれるのはアクアリウムの楽しみの一つで、とても喜ばしいことではありますが、意図せずに増えすぎてしまうと管理が難しくなります。

熱帯魚は通常の飼育では繁殖しない種類の方が多いですが、繁殖し易い代表種をチェックしておきましょう。

  • グッピー
  • メダカ
  • プラティ
  • モーリー
  • ダニオ
  • アカヒレ
  • ミナミヌマエビ

グッピーやプラティは卵胎生メダカという卵では無く稚魚をそのまま産みます。

これらの仲間は放っておくと勝手に増えていると言っても良い位、繁殖を容易にします。エビは特にミナミヌマエビ系が繁殖し易いですが、エビはそこまで水を汚さない為そこまで気にする必要はないでしょう。

 

熱帯魚の性格を知る

魚にも種類によって性格があり、きつい性格もいれば温和な魚もいます。性格がきついとは言い換えると縄張り意識が高く好戦的とも言え、水槽内の他の魚を追っかけ回しストレスを与えます。

なので基本的にはきつい性格の魚は避けた方が無難です。ショップの水槽を見たときに絶えず他の魚を追っかけ回しているような魚は要注意なので、購入前に店員さんに性格を確認しておきましょう。

 

熱帯魚の健康状態を確認

購入を決定している場合でも水槽内にいる魚の健康状態をチェックしておきましょう。

まれに病気のまま販売されているショップもあるので以下の点に注目し魚が元気かどうか目視して下さい。

  • 水槽内の魚がみんな元気良く泳いでいるか
  • 体の表面に白い斑点(白点病)が出ていないか
  • ヒレがボロボロになってないか
  • 体に出血している部分がないか
  • 背骨が曲がっていないか

上記のような魚は購入してはいけないことは勿論ですが、良いショップかどうかの判断基準になります。

もし病気の魚を平気で販売しているようなショップがあれば例え価格が安くても避けるべきです。

 

【まとめ】良いショップを見つけるのも大事

今回は熱帯魚を購入する際の注意点についてまとめましたが、親切なショップの店員さんであれば上記のようなことは相談すれば教えてくれると思います。

良いショップというのは魚や水草の飼育管理が行き届いて清潔感があり、知識が豊富な店員さんがいるようなお店です。

そのようなお店を見つけることが出来れば安心して熱帯魚を購入することが出来ると思います。

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