水槽のガラス面の掃除は頻度が高いメンテナンスの一つです。
そのための掃除道具は色々と売られていますが、今回はその中でも特に良かった物を紹介します。
メラミンスポンジ
台所や水周りの定番掃除アイテムとしても知名度が高いメラミンスポンジ。
激落ち君という商品名で売られていることも多いですが、メラミンスポンジは水槽のガラス面の掃除でかなり活躍します。
100均やホームセンターで購入可能です。
- 頑固な汚れも落ちやすい
- 落とした汚れ(コケ)が散らばりにくい
- 安価で入手しやすい
- アクリル水槽でも使用可能
- シリコンを傷つける心配が無い(水槽の端をゴシゴシ掃除できる)
まとめるとオールマイティな掃除に向いていて、どの場所でも割と気にせず素早く掃除を行えますので取り合えず、あると便利なアイテムです。
ただし、水槽と低床の境目ら辺など水槽の下層の方は掃除がしにくい面があります。
フレックスのスクレイパー
アクアリウムメーカーから色々とスクレイパーは出てるのですが、一番定番なのがフレックスのスクレイパー。
私もスクレイパーは色々と試しましたが一番汚れ(コケ)がとれやすいのが本商品だと思いました。
特に緑色のスポット状のコケは中々とれずらいのですが、フレックスのスクレイパーなら簡単に落とせます。
ただし、少しサイズが大きめなので、ピンポイントで掃除したい場所がある時には使い辛い側面があります。
プロレイザー(的なもの)
プロレイザーは、アクアリウムメーカーのADAが最初に開発した(と思われる)先端がカミソリ刃になっている棒状のスクレイパーのことです。
- 頑固な汚れも一発で落ちる
- 手を水につけずに掃除が出来る
- 手が届き辛い水槽の隅などでも掃除がしやすい
プロレイザーはコケの取れやすさでは一番能力が高いアイテムです。
頑固な汚れでも力を入れずに落とすことができるのでコケが中々落ちないというストレスはありません。
また、ちゃんと水の中で使えば水槽のガラス面を傷つける心配はほぼありません。
ただし、以下のような注意点もあります。
- 水槽のシリコンを傷つけないようにする
- 水槽のガラス面に対して適切な角度(30度くらい)で押し当てて使用する
- 使用した後は水分をしっかり拭かないと錆びる
要は取り扱いに少し注意する必要があります。
で、このプロレイザーは類似品がAmazonで大量に売っています。中華レイザーとかパチレイザーとか呼ばれたりしているようです笑
私は昔ADAのものも持ってましたが手放してしまったので、今回Amazonで売っていたプロレイザーを買ってみました。
結論から言うとADAのものと大差無かったです。ちゃんと使えます。
私が購入したのはステンレス製・替え刃10枚付き・65cmまで延長可能で1000円ちょいというコスパがかなり良い商品。
他の製品だと替え刃がついて無かったり品質に問題があるというレビューも多いプロレイザーですが、私が購入したものは全く問題無かったので一応下にリンクを貼っておきます。
100均のスクレーパー
なるべくコストをかけたく無い方はアクアリウムメーカーのものでなく、100均等に売っているスクレーパーを利用するのもありだと思います。
使い心地やコケの落としやすさは、専用品と比べると劣りますが使えないことはないです。
実際にダイソーなどの100均に行ってみて使えそうなものがあれば試してみるといいと思います。
また100均で売ってるアクアリウム用品は以下の記事でも紹介しています。
コケクロス
これもメンテナンス用品では定番品です。最大の特徴は落としたコケをキャッチし水槽内に散らばりにくいこと。
元々安いですが使いやすいサイズにハサミでカットして使用し一回使って汚れてもハイターで消毒すれば再利用できます。なのでコスパは良いです。
ただ手の力で落とすことになるのでそれなりに力を込めないと中々汚れは取れないです。また細かい場所には使いにくいですね。
プラスチック製スクレーパー
アクアリウムメーカーのものではないですがプラスチック製(カーボン入り)のスクレーパーもレビューが良かったので水槽にも使えないかと試しに買ってみました。
商品名はINOUEカーボンはがしヘラ65mm(井上商会)
使ってみた感想としては悪くないです!
持ち手にこしがあって力も入れやすいし、やっぱりプロレイザーと違って刃物ではないので割と雑に扱えるのは楽ですね。
肝心のコケを落とす能力ですが、これが正直あと一歩という感じでしたね。一回でスッと落とせるほどの能力は無かったです。
ただそれを差し引いても総合的にいい商品だとは思います。実際に小型水槽をメンテする時はこれ使ってます。
また、この手の商品はホームセンターに行けばありますので、見てみると良いと思います。
まとめ:一つのツールではなく使い分けが必要かも
今回紹介した用品はいずれも一長一短な面があり一つだけで全対応するのは中々難しいかもしれません。
例えば広い面積を掃除するにはフレックススクレーパーやメラミンスポンジが向いており、手が届きにくい場所はプロレイザーが向いています。
このように使用する場所で使い分けると効率良くガラス面の掃除が行えると思います。