コケ対策 トラブル対策

水槽内の茶ゴケ(珪藻)の発生原因と対策を徹底追及!

更新日:

 

茶色く柔らかいコケ。これは茶ゴケまたは珪藻(ケイソウ)と呼びアクアリウムをやっていると高確率で出会うコケだと思います。

茶ゴケはどちらかと言うとやっかいなコケでは無く比較的短期間で消えることが多いです。また生体での除去も効果的なことからそこまで問題視されない方も多いかもしれません。

ですが中々茶ゴケが無くならない場合は原因や正しい対処を知らないと長期間悩まされることもありますので今回は茶ゴケの原因や対処法を紹介したいと思います。

茶ゴケとは?特徴など

簡単に言うと植物プランクトンの一種ですが一言で珪藻といってもそのグループの中で数え切れない程の種類がいるそうです(珪藻についての専門書を読みましたが10万種を超えるらしいです)。

また自然界で最も多く見られる藻がこの珪藻で海、川、湖など水のあるところならどこにでも発生する光合成生物です。

そういった特徴は水槽内でも見られ低床、ガラス面、流木、水草などあらゆる場所で発生します。

ただし発生するタイミングは水槽セットから2~3週間程度の場合が圧倒的に多いです。

また光りの強弱はそこまで関係無く光りが当る時間が長い方が発生する傾向が強いです。

 

茶ゴケの発生原因

原因について本やネット、経験豊富なアクアショップ店長さん、アクアリウムメーカーにも聞いてみましたが、それぞれ回答が異なる場合もありました。

なので根拠がある情報を整理し可能性が非常に高いものを二つ選びました。

原因が一つかもしれないし複合的な原因で発生している場合もあると思いますが断定するのは難しいと思いますので各個人の環境と照らし合わせて見て頂けると参考になると思います。

ケイ酸塩

珪藻の栄養源であるケイ酸塩は珪藻の主な養分となります。

ケイ酸塩は水道水に含まれており水草の栄養素としても使われます。

ですので例えば水槽立ち上げ直後から毎日大量の水換えを行っているとケイ酸塩過多になり珪藻の発生リスクが高くなると思います。

個人的な経験でも私は立ち上げから2週間程度は毎日1/2程度の水換えを行うことが多いので茶ゴケが必ずと言っていい程立ち上げの度に発生しています。

亜硝酸

茶ゴケは水槽セット後2~3週間程度の間に出ることが多いと書きましたが、丁度亜硝酸が検出されるタイミングと被っています。

それは珪藻が亜硝酸態の窒素分を元に増殖するためと考えられます。

セット初期以外であまり珪藻が見られないのはろ過バクテリアの働きによって亜硝酸濃度が低く保たれているのと水草が繁茂して珪藻まで養分が回らないことが理由になると思います。

茶ゴケの対処法

茶ゴケはあらゆる場所で発生しますがもし水草についてしまった場合は水草の生長阻害になる場合もあるので人の手や生体の力を借りて除去します。

歯ブラシやホースで吸い取る

茶ゴケは柔らかいので歯ブラシやホースである程度取ることが可能です。

上の画像はエアーチューブを使って茶ゴケを吸い取っている画像です。このように一方を吸盤でガラス面に付けておき反対側から口で吸うか100均のシリンジを接続して排水をスタートします。

あとはチューブを茶ゴケを吸い取るように排出していきます。

歯ブラシを使う場合は水草や低床についた茶ゴケを絡み取るような感じで除去します。

ガラス面は定番のメラミンスポンジやスクレーパーで除去すると効率がいいです。

コケ取り生体で除去する


チャームで詳細を見る

茶ゴケはあらゆるコケ取り生体で除去出来ます。

生体を水槽に入れる場合は亜硝酸の濃度に注意しましょう。亜硝酸濃度が低くなるのを待ってから入れても遅くはありません。

ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、オトシンなど好みの生体でいいと思います。

個人的な一押しはオトシンネグロで特に珪藻を好んで食べオトシンクルスより丈夫なことから餓死させてしまう心配が少ないのでオススメです。

水槽内のコケ掃除をしてくれるメンテナンスフィッシュ一覧

アクアリウムをやっていると必ずと言っていい程、対処しなくてはいけなくなるのが水槽内に発生するコケです ...

続きを見る

水換えをしすぎない

もし大量に水換えを行っていた場合は水換えのペースを押さえ目にしましょう。

前述の通り茶ゴケはケイ酸塩を養分にして増殖するのでセット初期で養分排出のために水換えを行いたい場合でも3~5日に一回1/3程度に留めておきましょう。

なお水換えをしなさぎるのも緑藻の発生等に繋がるので適度な水換え程度であれば問題はありません。

照明時間を調整する

茶ゴケは前述したように光合成を行う植物プランクトンなので極端な話、遮光してしまえば増えることはありません。

また照明の強弱よりも点灯している時間の方が大事で長時間である程弱い光であっても増殖する傾向があります。

ですのでもし8時間以上、照明を点灯していた場合6時間に短縮するのも効果が見込めます。

生長の早い水草を入れる


チャームで詳細を見る

マツモや浮き草は水槽に浮かべておくだけで水中内の養分を大量に消費し水中の養分バランスを保ってくれます。

特にセット初期は養分が余剰している場合が多いので水中の養分を吸収するのが得意な水草を入れるとコケ予防にも繋がります。

まとめ

茶ゴケは除去が比較的簡単な部類ですが出現率が高く悩まされる初心者の方も多いかと思います。

特に水換えが逆効果な場合もあるのでそこは他のコケと大きく異なる点です。

しかし人の手と生体の力を合わせて取り除いていき、今回紹介したようなしかるべき対処をすれば綺麗に無くすことが出来るコケなので焦らずにじっくり向き合うことがコツかなと思います。

-コケ対策, トラブル対策

Copyright© アクアリウムの始め方 , 2018 All Rights Reserved.