水槽台の種類や選び方・注意点

水槽を購入したら水槽を置く台が必要になりますが、ちゃんとしたものを選ばないと、台が歪んでしまうなどトラブルの元になります。

そこで今回は、どのような基準で水槽台を選べば良いか、注意点を踏まえ、お話したいと思います。

目次

メタルラックは水槽台に使えるか?

ルミナス メタルラック カラーラック ホワイト 3段 ポール径19mm 幅45.5×奥行29.5×高さ76cm LCR45-3WH

耐荷重が高い為、意外と使用者も多いと思われるメタルラックですが、水槽が割れてしまったという報告も多いです。

主な理由としては

  • 防水仕様では無い為、水がついた時に放置しまうとそこから錆びて劣化してしまう
  • 水槽全体を支えるのでは無く一部で支えるような置き方になってしまう

以上から基本的に、メタルラックを水槽台にするには少々リスクがあります。もし、それでも使いたい場合は

  • ルミナスなど実績があるメタルラックを選ぶ
  • 耐荷重に余裕を持たせた上で水槽の設置面に厚めの天板を必ず引く

上記のような条件を満たしつつ、60cm以下の水槽に限定すれば、重量もさほど無いので比較的安全に使えるのではないでしょうか。

テレビ台のような家庭用家具は水槽台に使えるか?

メタルラックと同じですが、耐荷重と耐水性の観点から基本的にはオススメできません

フィルター等の周辺器具も中に入れれるような構造になっている家具は少ないでしょうから、やはり専用台よりは性能面で劣ってしまいます。

但し20cm以下のような小型水槽では水槽全体の重量も大したことは無い為(20×20×20cmの水槽で約10kg)耐荷重に余裕があれば使うことは可能です。

過去に筆者も全体重量10kg~20kg程度の水槽を、家庭用家具の上に置いていましたが、特に問題は起きませんでした。

その際に注意したいのが天板の厚さです。薄く耐久性が無い天板ですと時間の経過と共に天板が歪んできます。

その歪みは水槽へ影響し小型水槽と言えど最悪、割れてしまうことも考えられます。ですので台の天板に歪みが無いかどうか、定期的にチェックした方がいいでしょう。

水槽専用台の選び方

各アクアメーカーから発売している水槽台は様々な種類があります。そこで選ぶ際に念頭に置いておいた方がいいポイントをまとめました。

収容を考える

アクアリウムをやるにはフィルターや餌、メンテナンス用品など結構色々なものが周辺に増えていきます。それらのものを収納することを考えて水槽台を選ぶといいと思います。

水槽台には大きく分けて中に物が収容できるキャビネットタイプかフレームがむき出しのものがあります。フレーム水槽台は比較的安価ですが、性能とデザインの両面で基本的にはキャビネットタイプの方がオススメです


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好みな高さを選ぶ

幅や奥行きに関しては、その水槽サイズ用のものを購入すれば問題ないと思いますが、高さについても考えておきましょう。

筆者の場合は、座った時に正面から魚を鑑賞出来るよう、高さを抑えたロータイプのものを購入しています。

ロータイプは鑑賞し易いだけでなく、水槽の照明が眩しくないというメリットもあります。

逆に水かえなどのメンテナンスの際には中腰状態を強いられる為、ちょっとやり辛いなと感じます。

インテリア性

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水槽台は存在感が結構あるので、部屋の雰囲気にあったものを選ぶと、インテリア性も上がると思います。

上の画像はGEXの水槽台ですが、このように最近はスタイリッシュな家具なようなデザインの水槽台も出てきました。

水槽台をオーダーメイドする

既製品で気に入った形や大きさが無ければ好みのサイズや色を指定してオーダーメイドする方法もあります。代表的なリンク先を紹介しておきます。

特に一番上のリンク先、福岡県にある家具屋さんの「MorinoOkurimono(森の贈り物)」が製作する水槽台「Cube a Stamp」は非常にクオリティが高くアクアリストの中では評判の品となっています。

やや値段は張りますが、それでもADAの水槽台よりは安く、細かい調整も可能なので妥協しない水槽台を選びたい方は参考にしてみて下さい。

googleで「Cube a Stump」と検索すると使用者の写真も結構出てくると思います。

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