今回はアヌビアスナナやミクロソリウム、ボルビティスなどの陰性水草を石や流木に巻きつける方法を紹介します。
いくつか方法がありますので自分に合った方法を選んでみて下さい。
下ごしらえ
まず水草の下ごしらえを行います。
ポットに入っている場合は、ウール(黄色い綿)を外し水草を良く水道水で洗います。
この時にスネール等の害虫を持ち込まないように、水草全体をチェックした方がいいでしょう。
その後は、長すぎる根を短くカットします。
根を短くカット
陰性水草をレイアウト素材に固定する方法
結束バンドを使用する
凄く簡単なので気に入ってる方法です。
結束バンドは100均でも購入出来ますが、出来れば長くて細いタイプのものが使い易いです。
この時に、茎を傷つけないように、軽く固定する程度にとどめておきましょう。
ビニールタイを使用する
こちらも定番な方法です。園芸用のビニールタイも100均で売っていると思います。
ADAではウッドタイトという名前で売っていますが石に、使用しても大丈夫です。
こちらも巻きつけが非常に簡単なのでオススメです。
接着剤を使う
最近良く使われる方法が接着剤を使用して、瞬間的に強制して付けてしまうという方法。
市販の瞬間接着剤でも同じ効果を持ちますが、専用品であれば水質に影響を与えないので、出来ればアクアリウム専用品を使った方がいいです。
自分が付けたい位置に自由に水草を配置出来るので便利ですが、デメリットはボンドが水中内で白く目立ってしまうことですね。
水草が茂れば目立たなくなりますが、接着剤の量は少な目に使った方が良いでしょう。
テグスを使用する
釣り用の透明なテグスを使うのも一般な方法かもしれません。
使い方は茎に何週か巻いて結ぶだけですが、この際にも茎を傷つけないよう気を付けて下さい。
石や流木の形状によっては、巻きつけるのが難しい場合もあるため、基本的には他の方法の方がオススメです。
ちなみにウィローモスを巻きつける際に使用される木綿糸はアヌビアスナナ等に使うと水草がレイアウト素材に活着する前に溶けてしまう可能性があるのでオススメできません。
石や流木の隙間に挟む
石や流木に水草の茎を差し込めるスペースがあればそれだけで済む場合もあります。
上の画像は実際にミクロソリウムやボルビティスを石の間に入れただけですが活着してくれました。
まとめ オススメは結束バンドかビニールタイ
アヌビアスナナやミクロソリウムは自然に活着するまで長いと二ヶ月程度かかる場合もあります。
その間に仮止めしておくことが今回紹介した方法になりますが個人的に簡単だと感じるのは結束バンドかビニールタイを使用することです。
活着してくれたら結束バンドはカットして取り除きます。