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外掛けフィルターを簡単に改造してろ過能力を上げよう!

外掛けフィルターは小型水槽で良く使用されるポピュラーなフィルターで、その設置の手軽さなどから持っている方も多いと思います。

但し小型フィルターに共通することですが、ろ過槽の小ささから、ろ過能力については少々頼りないことは否めません。

また一番の問題は純正で付いてる、ろ材を一定期間で交換をしなければいけない点です。

このことによって、折角、定着したろ過バクテリアを全て捨ててしまうことになりますが、生物ろ過の観点から、これは余り推奨出来ない方法です。

フィルターに付属している説明書には、一定期間で、ろ材の交換を推奨しているので、その通りに従っている人も多いと思いますが。

しかし今回紹介する改造をすることによって、交換時期の延長や追加で、ろ材を入れることによって、ろ過能力がアップする期待が持てます。

今回紹介する方法は、少しの工夫で、ろ過能力アップとろ材交換コストを下げることが出来ますので、自分でも出来そうだという方法を試してみて下さい。

メモ

ちなみに今回使用した外掛けフィルターはGEXの「簡単ラクラクパワーフィルターM」ですが外掛けフィルターの構造は基本的にどのメーカーも同じなので、例えばテトラのATシリーズでも活用出来る部分はあるかと思います。


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ウールマットを空いているスペースに入れる


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まずはウールマットを空いているスペースに入れるだけという非常に簡単な方法を紹介します。

上部フィルター用のウールマットが安くて形もいいので上部フィルター用を買うとコスパがいいです。

 

このように大きいウールマットを

適当なサイズにハサミで切ります。

カットしたウールマットをスペースに入れるだけ。簡単すぎますね。

でもこれだけで純正ろ材の汚れるペースが大分落ちます。

純正ろ材は頻繁に交換しているとそれなりにコストがかかるので、これだけでメーカーの推奨交換期間より伸ばすことが可能です。

ちょっと今回は小さく切りすぎてしまった感があるのでろ過槽の大きさに合わせて適当なサイズに気って下さい。

生物ろ材を空いているスペースに入れる


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冒頭で外掛けフィルターの弱点は生物ろ過を維持出来ない点だと言及していますが、それを解消するために別で生物ろ材をろ過槽に入れるという方法です。

今回使用したろ材は上に画像にあるコトブキのダブルバイオという240円位のろ材。

入れるろ材はまぁ何でもいいと思いますが出来れば通水性が良いリングタイプのろ材がオススメです。

 


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ろ材としての評価が高いパワーハウスの外掛けカスタム用のものを使用してもいいかもしれません。

 

ろ材はネットに入れておくとメンテナンスが楽です。

 

外掛けフィルターに入れてみました。

150gのろ材を入れてもまだ余裕がありましたが余り詰め込みすぎるのも水の流れが悪くなるのである程度の余裕は持った方がいいです。

 

後ろから見た図。

この新しく追加したリングろ材は交換するのではなく汚れが溜まってきたら(なるべく飼育水で)洗って再利用します。

今回使ったコトブキのろ材は半年を目安に交換とありましたが一年程度使っても個人的には問題無いと思います。

ちなみに純正ろ材は活性炭とウールの組み合わせの場合が多いですが活性炭の効果が切れてそのまましても特に問題は無いです。

但しウールに汚れが溜まり過ぎ水の通りが悪くなってきたら交換を行います。

 

純正ろ材を再利用する

GEXの簡単ラクラクパワーフィルターの純正ろ材はウールを外すと右のような構造になっているのでこれにうまくウールをはめ込めば物理ろ材として再利用出来ます。

この方法なら交換のコストもわずかな金額で済むので今回のように純正ろ材を再利用出来そうであればうまく活用しましょう。

ウールを再度純正ろ材の型に詰め込んだ図。

一応テストしましたが問題無く使用出来ました。

 

純正ろ材を外し代わりの仕切りを入れる

今までは非常に簡単な方法ばかりでしたが今回は少し改造らしい方法になります。

ネットで外掛けフィルターのカスタムで検索すると今回の例が出てきますがこちらでも紹介します。

まず純正ろ材は外し代わりに水の仕切りになるものを作成します。

何故仕切りが必要かと言うと水の流れを持たせ、ろ材に万遍無く水が当るようにするためです。

仕切りになる素材は下敷き、PPシート、クリアファイルなどがありますが全て100均に売ってますね。

PPシートは固いのでカッターで加工が必要です。

 

とうことで今回はハサミでもカットが簡単なクリアファイルで仕切りを作ることにしました。

 

純正ろ材のサイズを参考に仕切りを作ってみました。

下の部分にスペースを空けている理由は水の通り道にするためです。

 

仕切りをはめてみました。一回サイズを失敗したので二回目ですがこれなら問題無さそうです。

 

仕切りの前後に生物ろ材のリングと物理ろ材のウールマットを詰めました。

ろ過は基本的には生物ろ過の方を重視した方いいので空いているスペースが大きい方に生物ろ材を入れます。

空いている水槽でテストしてみましたが問題無いようです。

 

水の流れはこのような形になります。

仕切りの下にスペースを空けたのはこのような水の流れにするためです。

これで水が満遍なくろ材を通るようになります。

外掛けフィルターの改造と言えばこの方法のことを指す場合が多いのですが、この方法のポイントは純正ろ材を使用しなくても良い所にあると思います。

また生物ろ材と物理ろ材が分けられていることによって個別にメンテナンスを行うことも出来るのでろ過能力アップにも繋がっているのではないでしょうか。

外掛けフィルターにエアーレーションを追加する

この方法は新宿の有名アクアリウムショップ・アクアフォレストで見たのですがとてもいい方法だと思いましたので紹介します。

やり方はエアレーションのストーン部分を外掛けフィルターの内部に入れるだけですが、この方式だとエアーレーションで問題となる水はねを抑えることが出来ます。

GEXの「簡単ラクラクパワーフィルター」は丁度エアーチューブが通る穴が都合良く空いているのでそこに先にエアーチューブを通して後からストーンを付ければ簡単に改造出来ます。

ただし他のメーカーの外掛けは基本穴が空いていないので、もしこの方法をとるのであればフタに穴を空ける必要がありますね。

実際にアクアフォレストではテトラのATシリーズのフタに穴を開けてエアーチューブを通していました。

外掛けフィルターは元々着水によるエアーレーション効果がありますが、より効果を強めたい場合やエアーレーションの水はねに困っている人は試してみる価値がある改造だと思います。

まとめ 外掛けフィルターはお金をかけずに改造出来る!

今回紹介した改造の方法はいずれも簡単でコストもかからない方法です。

少しの工夫でランニングコストを抑え、ろ過能力アップも期待出来るため外掛けフィルターを使用している方に参考となれば幸いです。

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