テトラ マイクロフィルターの使用感をレビュー

テトラ マイクロフィルターは非常に小さな水中フィルターで、その目立たない本体と小さい動作音が気に入り愛用しています。

今回は実際に使用してみて良かった点や使い方、メンテナンスの方法などについてレビューしたいと思います。

目次

テトラ マイクロフィルターの仕様など

テトラ マイクロフィルターは水槽のガラス面にキスゴムで設置します。

縦置き、横置きが選べ排水もシャワーパイプかストレートタイプの二タイプが選択出来ます。

ちなみに商品画像のカートリッジやシャワーパイプが青っぽいですが、現在は透明になっていて中のスポンジも黒色に変更されています。

▲ろ過漕の中はこのように活性炭と粗めスポンジの二つのろ材が入っていますが非常に小さいです。

▲メンテナンスのことを考えると活性炭部分は取り除いた方がオススメです。私は別売りのカートリッジを購入してスポンジ部分だけ流用してケースの中に二個スポンジを入れています。まぁ一個だけでも特に問題は無いと思いますが。

▲20cmキューブに設置した図。本体が小さくコードも細いので取り扱いが非常に楽です。

テトラ マイクロフィルターの水流とエアレーション能力

このフィルターは約10L(32cm)以下の小型水槽用ということで、シャワーパイプで運用するならば20cm台の水槽が丁度いいと思います。

逆にストレートタイプだと20cm水槽だとちょっと水流強めかなと思います。ストレートで排水すれば30cm水槽でも水面をある程度波立たせることは可能です。

ということでエアレーションについてもシャワーパイプなら20cmくらいまでの水槽では、ある程度の効果が期待出来ると思います。

ストレートで排水するなら30cmまでの水面が動かせるので、こちらも一定の効果はあるでしょう。

また微細バブル発生器「舞姫」を付けることによって非常に細かい泡でエアレーションを行うことも出来ます。そちらは以下の記事に詳しく書きましたので宜しければご覧になって下さい。

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テトラ マイクロフィルターのろ過能力について

ろ過槽が非常に小さいこのフィルターにろ過能力を期待するのではなく、あくまで水を動かすことで止水域を無くしたりエアレーション効果を促すのが、このフィルターの主な使い方だと思います。

テトラ マイクロフィルターのメンテナンス

ろ材が小さく目詰まりし易いので仕方ないことですが流量が一週間~10日程度でかなり落ちてしまいます。

なので私は一週間に一回程度はカートリッジ内のスポンジを手で揉むように洗って流量を復活させています。この時に活性炭があると邪魔なので活性炭は使っていません。

また説明書には3~4週間でカートリッジの交換を推奨していますが、個人的には上記のメンテナンスを定期的に行うだけで交換までは必要ないと考えています。

あとはモーター部分の掃除ですが、インペラーやシャフトの部分を2ヶ月に一回くらいの割合でブラシや流水で洗浄すると流量が落ちにくいです。

テトラ マイクロフィルターのヘッド部分だけを使うことは出来るか

ろ過漕を外してモーターヘッドの部分だけで使用することは可能です。

生体が吸い込まれる恐れがあるため、この使い方をする場合は十分注意して下さい。

その際はモーター部分が汚れ易くなってしまうので、定期的にインペラーとシャフト部分の掃除が必要になります。

実際にモーター部分のみで動かしてみたところ水流の強さが結構強くなるので、使う状況は限定されると思いますが、例えば水流を強めたい場合、このような使い方をしても良さそうです。

まとめ:小さいけれど意外にパワフルなフィルター

全体的な感想としては小さいなりにしっかりと水を動かしてくれエアレーション効果もそれなりにありそうなので私の期待していた部分は応えてくれています。

ただ先述したように流量が落ちるのが早いのでメンテナンスはマメにする必要がありますがメンテナンス自体は簡単で短時間で終わるものなのでそこまで負担にはならないと思います。

小さいフィルターは他にもありますがテトラ マイクロフィルターが使い易さや拡張性で優れているのでオススメです。


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