魚達のための餌って以外に種類が多くて迷ってしまいますよね。嗜好性(しこうせい)や色揚げ水の汚れ防止などを各商品はアピールしていますが、使ってみないとわからないというのが正直な所です。
私も長年に渡って色々な餌を試してきましたが最近は同じ餌をリピートしています。なので今回は多くの熱帯魚に合う人工飼料を四つだけ選び紹介したいと思います。個人的にはまず間違いない餌です。
※餌のあげ方や量については下記の記事で解説しています。
テトラ プランクトン
まずは顆粒タイプの餌です。テトラ プランクトンは小型熱帯魚用の餌で、パッケージにあるように特にカラシンやラスボラに良く合います。
食いつきも抜群で体色も引き出します。特に赤系の色を揚げてくれる印象があり、例えばレッドテトラを深みのある朱色に染めてくれました。
蓋を開けるとアルミ箔で覆われていて、爪楊枝などで小さい穴を開けます。この穴から少しづつ餌をあげることが出来るので餌の量の調整が非常にしやすいです。
粒の大きさは小さすぎずで丁度いいと思います。
また、粒の沈むスピードが丁度良く食べ残しになることがなく、中層~下層を泳ぐ魚達にも万遍なく行き渡るのが気に入っています。
テトラ カラシンベーシック
このエサはフレークを細かく砕いた餌で、口の小さな小型熱帯魚に最適です。
餌が大き過ぎて食べにくそうにしている魚は意外といますが、この餌は、そのような心配はありません。
フレークタイプなので水面に浮かびますから、餌の食べ残しも少いです。
ちなみにカラシンと名前がついていますが、他の種類の熱帯魚でも全く問題無く使用できます。
キョーリン ネオプロス
キョーリン ネオプロスはフレーク状の人工飼料で、特に水とろ材の汚れをおさえることを一番の売りにしています。
使用した感想ですが確かにウールマットが汚れていく間隔が長くなり、ガラス面にもコケが出にくくなったりと、ある程度その効果を実感出来ました。
フレークの大きさは上の画像くらいで水面上に浮遊している時間が長く上層部に魚達が集まります。食いつきも、ほとんどの魚で良好でした。
また色揚げもアピールしてるのですが、色揚げに関してはそこまでかなぁという感じで、この部分に関してはテトラ プランクトンの方が個人的には優れていると感じました。
あとちょっと気になるのが餌の量が調整しにくいことですね。まあフレークタイプって大体そうなんですけど、穴が小さすぎると全く出ないし、大きく穴をあけるとドバっと出るしで、難しいです。
色々書きましたが水の汚れが気になっている人にはオススメです。
キョーリン ひかりクレスト コリドラス
「キョーリン ひかりクレスト コリドラス」はコリドラスを中心とした下層にいる魚達のための専用飼料です。タブレット型という餌の分類になるのですがタブレット型だと、この餌が一番使いやすいです。
理由としては餌のサイズが小さめで薄く食べやすい形状になっているのと、硬さと溶けやすさのバランスが良く、コリドラスの食事ペースにあっていることが挙げられます。
言及するまでもないですが食い付きは抜群です。ヤマトヌマエビにも持っていかれにくいのもプラス。
まとめ:餌選びで迷ったらまずは上記の餌を試してみては
今回紹介した餌は筆者自身も使用し、その効果に満足したもので、またレビュー等を確認してみても、やはり評価はかなり高いようです。
餌の合う合わないは、あるので絶対食べてくれるとは言い切れないですが、無難な選択であることは間違いないので参考になりましたら幸いです。