今回は熱帯魚の中でも特に小型で美しく、かっこいい種を厳選しました。
具体的には体長が2~2.5cm程度で、最大でも3cmを超えない種に限定しています。
部屋に小型水槽しか置けない人も多いと思いますが、今回紹介している人気熱帯魚はどれも小型水槽向きなので参考にしてみて下さい。
ボララス・ブリジッタエ
ボララスの仲間は成魚でも2cm未満のため特に小型水槽に向いている熱帯魚です。
その中でもボララス・ブリジッタエは一番美しい種だと言われ人気があります。
飼育は容易ですが超小型魚の為、出来れば単独飼育で水質を弱酸性に保ってあげると、下の画像のような非常に濃い美しい赤色を引き出せると思います。
正に小さくて美しい熱帯魚の代表種です。
ボララス・マキュラータ
ボララスの仲間をもう一匹紹介します。
前項で紹介したブリジッタエと良く似ていますが、本種の方が少しだけ大きいです。※最大で2.5㎝程度
また、マキュラータは体色が赤というよりもオレンジ色系に染まり、群泳させるととても美しいです。
グリーンネオンテトラ
グリーンと名前がついていますが清涼感がある青いラインが特徴の小型カラシンです。
ネオンテトラやカージナルテトラと良く似ていますが、それらの魚より若干小型で赤い部分が無い(薄い)ことで区別します。
今回、紹介している熱帯魚の中では大きい方で、3cmを超える個体もいます。ただ、平均では2~2.5cm程度の個体が多いです。
シンプルで綺麗な熱帯魚の代表とも言える魚ですが、基本的には丈夫で性格な温和なことから、初心者でも飼いやすい魚でもあります。
ファイアーテトラ
レッドテトラとも言われ赤い体色を帯びた小型熱帯魚です。※体長は2~2.5cm程度
赤というよりも朱色という表現の方が正確かもしれませんが、この魚も丈夫で綺麗な熱帯魚の代表的な種の一つと言えます。
お店でファイアーテトラを見ると体色が薄く若干地味な印象を受けるかもしれませんが、それは状態が仕上がってないからです。
この魚は良い環境で飼い込んでいくと、買った時とは見違える濃いオレンジ色のような美しい色になります。
安価で入手性も良く、かなり丈夫なので一度は飼って欲しい美魚です。
ゴールデンテトラ
名前はゴールデンですが銀色の体色を帯びた小型カラシンで、状態が良いと体の中心に薄いブルーのラインが入ります。
シルバー色の魚は他にもいますがゴールデンテトラは特に光沢がある銀色をしているので、照明があたると体がキラキラと光ってるように見えます。
他のテトラ同様、丈夫で混泳も問題無い種なので飼いやすい魚ですので初心者にもオススメです。
ミクロラスボラ・ブルーネオン
体色がライムグリーンや青色に光る非常に美しいコイ科の熱帯魚です。
照明を体に当てるとメタリックグリーンに光るのですが、その瞬間が本当に美しく小型熱帯魚の中でも際立ちます。
この魚は鑑賞性はとても高いのですが、今回紹介している熱帯魚の中では飼育が少し難しいです。
また、活発に水槽上層を高速で泳ぐことから水槽から飛び出ししやすい側面もあります。
このようにミクロラスボラ・ブルーネオンは若干上級者向けな魚ではありますが、他の熱帯魚には無い独特の発色をするので一度は飼育に挑戦したい種です。
ラスボラ・アクセルロディブルー
背中の部分がメタリックブルーに染まる美しいコイ科の熱帯魚です。
弱酸性の水を好み、痩せやすい面があるので若干、飼育難易度は高めの魚です。
特に入荷の段階で状態が悪いケースが多く購入の際には、ショップの水槽の状態を良く観察し、なるべくコンディションがいい店を選んだ方がいいでしょう。※状態が確認できない通販での購入はオススメしません
アフリカン・ランプアイ
ランプアイはメダカの仲間ですが、メダカよりは小型でアフリカ産なので熱帯魚です。※飼育にはヒーターも必要
ランプアイは名前の通り目が青く光るのが最大の特徴で、特に群泳させた時に、その美しさが発揮されると言っても良いでしょう。
なので、まとまった数を飼育し、レイアウトも暗めの方が、目の光りをより引き出すことが出来ます。