水草を水槽いっぱいに埋め尽くすようなレイアウトにしたいのであれば、ソイルの使用がオススメです。
特に栄養を元から十分に保持しているソイルを選ぶと、長期的な水草育成が非常に楽になります。
そこでソイルの中でも、水草育成に向いた栄養系と呼ばれる代表的なソイルを紹介します。
アマゾニアVer.2 | ADA
アマゾニアは、ADA社が生み出したソイルの元祖的な商品で長年、水草愛好家から絶大な支持を受けてきました。
現在、初代アマゾニアは終売となっており、後継のVer.2が主に流通しています。
初代と比べ2の方が養分が少ないと言われていますが、その分取り扱いがしやすくなりました。
エナジーソイル | コトブキ
2024年3月にコトブキから発売された新しいソイルです。
水草育成に特化した!!「高濃度栄養含有ソイル」
との謳い文句通り、栄養が豊富に含まれているようです。
先行で使用されていたアクアショップ店長のコメント
初代アマゾニアが終売となってしまった現在、その代替として期待されています。
リベラソイル | デルフィス
リベラソイルは商品説明に吸着系ではなく完全栄養系のソイルと書いてあるように、栄養を前面に押し出したソイルです。
特に水草が得意なアクアショップが良く使っている印象があります。
アクアライフでレイアウト作成例を見ると、このソイルは良く使われています。
栄養系ソイルと言っても、初期の濁りは少なく比較的、スムーズに立ち上げることが可能です。
また比重が重いため、水草が植えやすいメリットもあります。
総じてバランスが良いソイルと言えます。
マスターソイルネクスト HG | JUN
マスターソイルは吸着系の一番人気定番のソイルですが、その水草育成版です。
文言通りマスターソイルよりは水草の育ちも良くなったと思います。
初期の濁りなどトラブルも無かったので、マイルドな栄養系といった印象を受けました。
ただし、長期で水草を維持するには、単体では足りなかったので、状況に応じて追肥する必要がありました。
水草一番サンド | GEX
水草一番ソイルは栄養系ソイルの定番です。
化学肥料(ヨウリン酸、硫酸カリ)を含んでいることをアピールし、いかにも栄養系!なパッケージをしていますが、実際使うと、そこまで偏ったソイルではありません。
そのため吸着力も高く、初心者でも扱いやすいとは思います。
ホームセンターなど身近な場所でも取り扱いがあるので、入手性が良いことも特徴。
黒ソイル | カミハタ
カミハタからは、黒と茶の二種類のソイルが出ていますが、こちらの黒ソイルは水草育成用として売られています。
こちらのソイルは流通がやや少なく、使用例も余り見当たらないのですが、メーカーが水草用!として売り出しているので、今回のリストに加えました。